
こんにちは、アキです。
今回は、エックスサーバーでブログURLをSSL化する方法を解説します。
SSL化は難しいし時間かかるし、、、と構えていましたが、
前準備と心構えをしていたので思ったより楽にできました^^
エックスサーバーなら無料でSSL化ができるので、嬉しいところです。
URLを「https://」に変更するSSL化をする方法、なるべくわかりやすく解説していきます。
目次
SSL化をするまでの手順まとめ
SSL化の流れをまとめてみます。
先が見えないと不安だと思うので、作業をしながら手順を確認していってみてください。
【SSL化の流れ】
1. WordPressのデータのバックアップ
2. エックスサーバーでSSL化の設定
3. WordPressの管理画面の一般設定から「https」とURLを変更
4. 内部リンクの「https」の置き換え作業(プラグイン【Search Regex】)
5.「.htaccess」のコードを変更してリダイレクト設定
(httpからのアクセスをhttpsの方へアクセスを流す設定)
6. Google Analyticsの再設定
7. サーチコンソールの再設定
8. その他ツールのチェック
これで完了です!
ではさっそくSSL化をしていってみましょう。
ブログURLをhttpsに変更するSSL化は必要?メリットとデメリットは?
WordPressのデータのバックアップを取る
SSL化をする前には必ずデータのバックアップを取りましょう。
手動でできる方法も書いているので参考にしてください。
⇒プラグインWP-DBManagerでバックアップを取る方法
エックスサーバーでSSL化の設定をする
ここから本格的にSSL化の設定に入っていきます。
落ち着いてやれば大丈夫なのでいってみましょう。
最初に、エックスサーバーのサーバーパネルにログインをします。
ログイン後の画面から「SSL設定」というところをクリック。
次に、「ドメイン選択画面」が登場するので
SSL化したいあなたのサイトのドメインを選びます。
※例は、私のサイトのドメイン名です。
「SSL設定」の画面になるので「独自SSL設定の追加」というタブをクリック。
SSL化するサイトのURLが間違っていないか確認したら
「独自SSL設定を追加する(確定)」をクリックします。
そうすると「SSL新規取得申請中です。しばらくお待ちください」と青文字で表示がでます。
しばらく待ちましょう。
しばらくするとこんな画面になります。
赤枠の中のメッセージ文はこれ。
www.あなたのドメイン・com」に独自SSL設定を追加しました。
なお、SSL設定が反映するまで、最大1時間程度かかります。今しばらくお待ちください。
このメッセージのあとに「SSL設定の一覧」タブを選ぶと、
あなたのサイトURLが「https://」となって一覧に追加されています。
この画面の「https://」に変更されたURLを、設定後すぐにクリックしてみると
こんな画面が登場します。
※Google Chromeのブラウザでアクセスした場合
まだ「SSL設定」が反映されていないとはこういうことです。
私の場合は15分以内に反映されました。
次の手順に進むには、設定が反映されてサイトが表示されるようにならなくてはできません。
反映される時間はサイトによりますが、ちゃんとサイトは開けるようになるので慌てずに待ちましょう。
WordPress内でURLを「https」に変更する
エックスサーバーのSSL設定が終わったら次はWordPressの管理画面を開きます。
「設定」⇒「一般」と進んでいってください。
「一般設定」の中にあるURLアドレスを直接書き換えていきます。
変更するのはこの2つの項目
・WordPressアドレス(URL)
・サイトアドレス(URL)
この2つのアドレスを「https」と直接入力すればOK!
変更前のURLは「http」のまま
「http」に「s」を足して「https」に変えます。
最後に「変更を保存」でOK!
次にプラグインを使って内部リンクのURLを「https」に変えていきます。
内部リンクのURLを「https」に置き換える
まずは最初にプラグインを導入しましょう。
この作業はちょっと手間がかかりますが、プラグインの力でかなり楽にできます。
これまでやってきた作業をしても記事内の内部リンクはまだ「http」のままです。
プラグインを使って「https」に置き換える方法を解説します。
●プラグイン【Search Regex】をインストールする
インストールができたら
「ツール」⇒「Search Regex」とあるので選びます。
「Search Regex」画面は英語になってますが、慌てずやりましょう。
【設定方法】
この画面のように設定します。
Source、Limit to、Order Byの欄はそのままでOKです。
Regexには何もチェックをいれなくてもいいです。
設定の確認をする場所
・Seach pattern ⇒SSL化する前のURL(http://あなたのサイトのドメイン.com)
・Replace pattern ⇒ SSL化した後のURL(https://あなたのサイトのドメイン.com)
設定が確認できたら「Replace」をクリックします。
内部リンクを「https」に置き換える手前の確認作業になります。
まだ「https」に置き換えが完了ではありません。
「Replace」を選ぶと、置き換えるURLの一覧がズラッと登場します。
- 記事タイトル
- 旧アドレスの内部リンク
- 新アドレスの内部リンク
という3列1組で100以上の内部リンクが表示されます。
緑色ラインのURLが置き換え前のリンク
黄色ラインのURLが置き換え後のリンク
URLの途中にある赤い文字は上が「http」、下が「https」となっています。
「replaced with:」後の内部リンクのアドレスが「https」に変わっているのを確認してください。
置き換えるURLの一覧は、よく確認をするようにしてください。
確定すると、元に戻すことができないのでしっかりと見ていってください。
間違ったURLやおかしなURLがないかチェックしていきましょう。
最後に「Replace & Save」をクリックすれば
サイト内のすべての内部リンクのURLが「https」に変わります。
このメッセージが出たら完了です。(数字はサイト内にあった内部リンクの数です)
これでちょっとむずかしい設定は一段落です。
あと少しですので、頑張りましょう^^
アドセンスブログに内部リンクをつける意味は?設置方法と注意点を解説!
旧URLからのアクセスを新URLへ転送させる設定
「https://」に変更したのに「http://」からアクセスが来た場合、
アドレス違いで繋がらないってことがないようにリダイレクト(転送)設定をしていきます。
再びエックスサーバーからの設定になります。
まずはサーバーパネルにログインします。
「ホームページ」という項目の一番下に「.htaccess編集」とあるので選びます。
SSL化するあなたのサイトのドメインを選択します。
次に「.htaccess編集」のタグをクリックしてください。
「.htaccess」こコードを編集できる画面になりますので、先頭に下記のコードを入力します。
コピペに使ってください。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>
画面だとこんな感じ。
※赤枠が追加してコピペしたコード
最後に「.htaccessを編集する(確認)」をクリックすればOK!
確認するためにSSL化する前の「http://」から始まるURLでサイトにアクセスしてみてください。
旧アドレスから「https://」のサイトにアクセスができれば設定が完了したということになります。
SSL化完了まであともう少しです!
Google Analyticsの設定
Google Analyticsで登録してあるサイトURLを「https」に変更します。
Google Analyticsの「管理」をクリック。
「プロパティの設定」を選びます。
その中の「デフォルトのURL」にある「http://▼」をクリックします。
その中の「https://」をクリックして「保存」をすればOK!
「ビュー設定」も同じように設定していきます。
「http://▼」をクリックして「https://」にチェックを入れます。
これでGoogle Analyticsの設定はOKです!
Google Analyticsの使い方とサイトの分析方法を解説!
サーチコンソールの設定
サーチコンソールはSSL化したサイトURLを最初から新規で登録した時と同じように設定していきます。
Google Analyticsの設定がクリアできれば、とても簡単なのでサクッとやっていきましょう。
まとめ
SSL化お疲れ様でした!
私は1つのサイトに大体1時間以内でSSL化ができました。
事前にしっかりと手順を頭に入れておくことでサクサクできました。
これであなたのサイトの安全性が高まりました!
さらにネットビジネスに精進していきましょう^^